スポンサーリンク
「スーパーに行けば食材が買え、蛇口をひねれば水が出る。」
こんな恵まれた環境で過ごす、日本の子供ですが実は、貧困が問題になっているのをご存知でしょうか?
周りに子供の貧困に問題を抱えているであろう家庭を、みたことがありますか?
嘘みたいですが、現実です。
「日本の子供の6人に1人は貧困である。」という、調査結果があるくらい日本には貧困を抱える家庭があるのです。
貧困の定義は
まず『貧困』の定義について知っておかないと、なんの話になるか分からないと思うので、説明します。
貧困には『絶対的貧困』と『相対的貧困』の2種類があります。
簡単に説明すると、『絶対的貧困』は、最低限の生活しか出来ていない状態、『相対的貧困』は、一般的に「普通」とされる生活ができない状態のことを指します。
もちろん日本には、「生活保護」という制度があるので、『絶対的貧困』になる可能性は限りなくゼロに近いので、日本の貧困は『相対的貧困』のことを指します。
『相対的貧困』は主に、母子家庭に多いのは言うまでもありません!
世帯収入が非正規雇用の女性だと年収300万円以下とか普通にありますからね。
母子家庭の方の話し
シングルマザーである友人は子供2人を育てていますが、生活に余裕はないみたいです。
また自身の服装なども、なるべくファストファッションですませ、オシャレも出来ない状況だと、語ってくれました。
友人はそこそこ日本的に有名な企業(農業系)に勤めていますが、養育費ももらえてない状況で、将来に不安を抱えているとのことでした。
共働きが一般的になってきた今の時代、母親1人の収入だとどうしても、きつい生活を強いられるようです!
最後に
5184万2000世帯のうち8.7%の約452万3000世帯が、母子家庭、あるいは父子家庭と、ひとり親の世帯があり今回は身近な『友人』に話を聞いてみて、その実態について触れてみました!
相対的貧困の何が問題になるかというと、生活だけではなく、子供の心が貧しくなるということがあるのです!
経済的に余裕がないから、夏休みに旅行にもいけないし、周りは楽しそうな思い出が作れているのに、「なんでうちだけ?」と、こういう思いをさせてしまうことになります。
友人は、親にも援助してもらえているということで、今現在は貧困を感じているわけではなかったですが、今後どういった生活をしていくかは、不透明です。
子供は無限の可能性を秘めた財産だと思いますから、こういった事実を広く知ってもらいたいと思います。
スポンサーリンク