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暑さも少しずつ和らいできて、もうすぐ寒くなってきます。そんな時気になるのが、感染症ですね…
なかでも必ず毎年流行するのが、インフルエンザです!
インフルエンザはウイルスにより感染するのですが、予防接種があり、接種することによって感染率を下げる効果がありますが、「あまり意味がない」とも言われています。
ほんとにインフルエンザの予防接種は意味がないのでしょうか?
看護師である僕なりの見解はこうです!
打たないより打つべき!
何も根拠がないで言っているわけではありません!
今からその根拠について説明していきたいと思います。
インフルエンザの予防接種を打っても感染する
確かにインフルエンザの予防接種を打っても、余裕で感染します(笑)
あくまでも、予防であって、完全に感染しないようにするには限界があります。
感染するなら意味ないじゃん!と思われるかも知れませんが、そういったわけではないのです!
感染リスクは低下します
予防接種をうつことにより、感染リスクは必ず低下します。これは経験上間違いありません!
4人部屋の同室の患者さんがインフルエンザにかかって、インフルエンザの予防接種を打ったAさんは感染せず、予防接種をしなかったBさんとCさんがインフルエンザにかかったと言う、事例もありました。
しかし面白いことに、逆のパターンがあったのも事実です…インフルエンザの予防接種を打ってない人だけが、かからなかったということです!
重症化を防ぐことが出来る!
インフルエンザの予防接種は感染を防ぐだけが効果ではありません!
一般的に高熱がでて、かなりきついイメージのインフルエンザですが、予防接種を打つと症状を軽減することが出来るのです!
こんなメリットがあります。
子供や老人こそ絶対に予防接種をうつべき!
何年か前にうちの病院でも、インフルエンザのパンデミック(大流行)が起こりました。
主に、高齢者がいる病棟だったのですが60人くらいいて、40人はインフルエンザに感染しました。
なかには、寝たきりの患者さんもいて、もともと抵抗力が下がっており、そのまま肺炎になりました。
肺炎は日本の死因トップ3に入るほどの病気です。
抵抗力の低い子供や老人は肺炎のリスクがあるので予防接種は必ず打ちましょう!
命を守るために必要なことです。
学校や保育園は感染しやすい
インフルエンザは潜伏期を経て発症しますので保菌(感染しているがまだ、発症していない状態)している時期があります。この時期にも、排菌(インフルエンザの菌をばらまくこと)していますので、当然周りにも感染します。
主な感染ルートは
になります。
飛沫感染はインフルエンザにかかった人が、咳や鼻水をして菌が飛んで感染することです。
接触感染はインフルエンザにかかった人が、咳やくしゃみをして口を塞いだ時に菌が手につき、その手でドアノブやスイッチなどの場所に触れ、そこに付着した菌を、他人が触れその人の口や鼻から感染することです。
保育園なんかは、おもちゃで遊んだりするので、1人感染してしまうと、広がっていくのは簡単に想像できますね。
予防にうがい・手洗いは確かに有効です!しかし、それだけでは充分ではないことがお分かりいただけたと思います。
まとめ
インフルエンザの予防接種についてでしたが、僕は必ず打つべきだと思っています。
実際、ボク自身一度も感染したことがありません。
予防できることがあるならした方がいいと思いませんか?
抵抗力を高めることが一番の予防でもありますので、日頃から食生活を気をつけて睡眠不足にならないように注意しましょう!
今回の件をまとめると
以上になります!
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